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久喜市は、都心から北に50キロメートル、埼玉県の東北部に位置します。市の花は2012年に制定されたコスモス。葛西用水路沿いの両岸の「コスモスふれあいロード」には多くの方が訪れています。市の木は2012年に制定されましたイチョウで、清福寺には市指定文化財(天然記念物)の大イチョウがあります。
お話をうかがったお客様
【Q1】システム導入前に懸念されていたことはありましたか?
【A1】一番の課題だったのは、次期システムへの構築・ 移行期間が非常に短かったことでした。と同時に、稼働させるまでの間に、システム間の円滑な連携が実現できるのかという点も、不安要素としてありました。
【Q2】導入にあたってどのような効果を期待されていましたか?
【A2】コストと運用の両面が従来から改善されることを期待していました。また、クレジット収納やペイジーの導入にあたっては、基本機能が備わっていること、コス ト面でも満足のいくようなシステムであることを基準に選定したいと考えていました。運用面については、主に福祉系業務でバッチの自動化を行い、職員誰もが簡易に処理できる仕組みを構築したいと考えていました。
【Q】導入にあたり、注力されたことはどのような点ですか?
【A】データ移行、すなわち合併データの整理です。とくに、「固定資産税システム」と「国保システム」は扱うデータ量が多く、しかも、数年前に市町村合併が実施されたこともあって、データ移行には苦労しました。
しかし、そのような状況にあっても、WebRings導入時から現在に至るまで、アイネスの担当SEが適切かつ迅速に対応してくれ、非常に心強く感じました。
【Q】導入前の業務課題は解決できましたか?
【A】私たちが想定していた課題や目的は、おおむね解決されたと考えています。運営する中で、確かにいくつかの問題が発生することはあります。
今後、解決するための定例会などで改善要望や相談事項を話し合う中で、より良いシステムになるように進めていきたいと思います。
【Q】具体的にはどのようなことに効果があったと感じていますか?
【A】従来の福祉系業務では、現況届などの各種申請書の入力に多くの時間がかかっていました。しかしWebRingsにはバーコード読み取り機能が標準装備されているので、消込みや目的画面の表示などの事務効率が大幅に改善されました。
また、EUC機能がそれまで使っていたパッケージに比べてより利用しやすくなったので、パソコンが得意ではない職員からも操作がしやすくなったという声を聞きます。業務担当課の職員からは、タブ機能により複数の業務を見られるようになり便利になったとの感想が寄せられています。
【Q】今後、アイネスに対しどのようなことを期待されますか?
【A】社会保障・税番号制度に対応していくためには、システムベンダーの協力は欠かせないと考えています。効率良く制度変更に対応していくためにも、アイネスには今後も積極的な情報提供をいただきたいと思います。
また、他の法改正への対応や事務効率化に関するサービスなどの情報提供があれば、いっそうの行政サービスの充実を図ることができると考えています。
今回、ご紹介しましたアイネスのWeb型総合行政情報システム「WebRings(ウェブリングス)」について、より詳しい内容をお知りになりたい方は、こちらからお問い合わせください。