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2021/02/26

顔認証で高セキュリティとコロナ対策を両立する『SecureFaceD2』

顔認証で高セキュリティとコロナ対策を両立する『SecureFaceD2』

顔認証システムは、目や口、鼻といった顔の特長で個人を特定して認証するため、なりすましによる不正認証が起きにくい高セキュリティな認証システムです。
実は、高セキュリティなだけでなく、非接触型なので感染症対策としても有効な方法なのです。

本コラムでは、顔認証システムが利用されているシーンや、顔認証システムで解決できる課題などについて、ご紹介いたします。

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顔認証システムとは

顔認証システムとは、目・口・鼻といった顔の特徴で個人を特定し認証する仕組みのことです。人が生まれながらに持っている特徴で認証することから偽造されづらく、高セキュリティな認証システムであるといわれています。

また、認証にカードキーのような物理的な鍵やパスワードといった情報の記憶が不要であるため、紛失や忘失により認証されずに困ることいったこともありませんし、漏えいなどによる第三者の悪用も心配ありません。

上記のようなメリットがある一方で、プライバシー侵害との折り合いをどうつけるかという課題があったり、現段階では導入するシステムによって認証の精度に差があったりといったデメリットも存在します。

顔認証システムが利用されている場面

では、顔認証システムが利用されているのは、具体的にどういった場面なのでしょうか?
現段階では主に「オフィス」「工事現場」「イベント会場」「店舗」などで活用されています。

オフィス

オフィスには、個人情報や企業秘密など、外部に漏えいさせられないさまざまな情報が存在しています。機密情報は基本的に、鍵の付いたキャビネットや、アクセスするにはパスワードが必要な状態で保管されていますが、業務中は必要な情報が印刷物やモニター画面上に出ている状態であることも多く、部外者をオフィス内に入れることは情報セキュリティ上、ハイリスクです。

オフィスビルやフロアの入口にゲートなどを設けて顔認証システムを設置すれば、従業員にとってはカードキーなしで身軽に認証でき、企業側にとってはカードキーの管理も不要です。

顔認証は非接触型なので、感染予防にもつながります。

工事現場

工事現場、建設現場などでは、部外者が立ち入ることで事故が誘発されてしまいます。あらかじめ許可された作業員以外の入場は制限されるべきですが、認証にカードキーのような道具が必要だと、作業現場での管理はオフィス以上に煩雑です。
カードキーの盗難から、なりすましによる部外者の入場を許してしまえば、意味がありません。

盗難や紛失も起きやすいですが、手が汚れやすく手袋をつけていることが多い工事現場では、従業員にとってもカードキーの管理は面倒なものです。
特に、建設業においては現在、高齢化が進んでいたり外国人労働者が活用されていたりしますし、ITリテラシーが高い従業員ばかりではありません。認証にカードキーやパスワードなどが不要な顔認証システムは、そういった従業員にも抵抗感なく受け入れられ、スムーズに認証できるというメリットがあります。

両手に荷物を持ったままであっても、スムーズに入場でき、後述する『SecureFace/D2』なら、ヘルメットを被ったままでも認証可能です。

顔認証システムを通門管理システムと連携させることで、業務の効率化に寄与します。
また、勤怠管理システムを連動させれば、打刻のために事務所へ寄ってもらう必要もなくなります。始業時刻に従業員同士が打刻システムの前に集まる密な状態を回避できます。

イベント会場

イベントの入場ゲートで、チケット購入者と入場者が同一人物であることを認証します。
コンサートや映画館、美術館・博物館、スポーツイベントといったBtoCから、展示会やココンベンションといったBtoBまで、幅広いイベント会場で顔認証を活用できます。

特に、大規模なイベント会場では、入場者のチェックにチケットを確認する方法では時間がかかり、行列ができて密な状態ができてしまいますし、開始時刻の決まっているイベントの場合、終了にも影響しかねません。

顔認証なら、短時間で認証できますし、管理者側で入場者を目視確認したい場合も顔画像ログなどからチェックできるため、監視員が本人を凝視するなどして不快な思いをさせることがありません。

店舗

店舗による顔認証システムの活用方法は、セキュリティのために活用していた上記3つのシーンとは少し異なり、マーケティング目的での活用となります。

店舗には、老若男女さまざまな層が来店しますが、そのうち、どのような属性の来店客がもっとも売上に貢献するのかといったことを、顔認証システムから割り出し、ターゲットをしぼったマーケティング施策につなげるという活用方法です。
また、新たなキャンペーンや陳列などを実施した際に、来店の多かった層からその効果を測るといった活用も可能です。

コンビニエンスストアやスーパーマーケット、専門店、飲食店などの小売店のほか、スポーツクラブやエステサロン、美容室といったサービス業の店舗でも活用でき、会員制の場合はセキュリティ面強化の意味でも活用可能です。

顔認証システムで解決できる課題

今度は顔認証を特長の面から捉え直してみましょう。
顔認証システムを導入することで、主に「認証速度の遅さ」「なりすまし」「認証漏れ」「カード等の取り違い」の4つの課題を解決することができます。

認証速度の遅さ

認証速度が遅いと、入場したい人にとってストレスにもなりますし、密な状態になりやすく感染症予防の点でも良くありません。

顔認証システムの大きなメリットとして、認証速度の遅さが挙げられます。
顔認証の場合、たとえば、次章でご紹介する『SecureFace/D2』であれば、サーモタイプの場合は端末から80cmより、サーモなしの場合は1.5mより検知し、いずれも1秒以内に認証できます。

なりすまし

カードキーによる認証の場合、カードキーの紛失や盗難により、第三者が本人になりすまして入場することができてしまいます。パスワードも同様で、漏えいにより本人ではない人の入室を許してしまいます。

顔認証なら、他人がなりすまして認証されることはありません。特に前出の『SecureFace/D2』なら99.8%の精度です。
そうでありながら、帽子やヘアスタイル、メイクや眼鏡を変えても正しく認識されます。

カード等の取り違い

カードキーによる認証では、盗難・紛失に加え、従業員同士の意図しない取り違いも注意したいところです。
本人が気づかず使い続けてしまえば、なかなか取り違いに気づけません。
特に、勤怠管理システムと連動させている場合、勤怠記録が正しく残らず、影響範囲が広がってしまいます。

顔認証システムなら、取り違いが起こらないため、上記のような懸念が生じません。

認証漏れ

カードキーによる認証も基本的にはそれほど時間はかかりませんが、システムの状態によっては処理に時間がかかることも。そんな時、次の人が待ちきれずに一緒に入場してしまうことがあり、リスキーです。

顔認証なら、こうした認証漏れは起こりにくくなります。
さらに、『SecureFace/D2』なら、万が一、共連れで入ってしまった場合は「認証NG」としてログが残り、なりすましを確実に判定することができます。

感染症対策

新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちの身の回りではさまざまな変化が起きました。特に、感染を助長するような「密な状態」や「接触」は、敬遠される風潮が強くなりました。

カードキーや指紋などによる認証では、認証のためにシステムやカードキーなどに手で触れる必要があります。
一方、接触型の認証システムである顔認証なら、感染リスクを抑えることが可能です。
『SecureFace/D2』の場合、マスクを着用していても鼻までをマスクから出した状態で正しく認証されるため、感染症対策に最適です。

顔認証システム『SecureFace/D2』とは

上記のような現状を踏まえ、アイネスで提供しているのが、顔認証システム『SecureFace/D2』です。

『SecureFace/D2』とは、中国アリババグループの孫会社である魔点科技が製造している顔認証システムです。中国では20万台の発売実績があります。日本では2019年6月に発売が開始され、すでに約100台販売されました。

『SecureFace/D2』では、認証のためにカメラの前で立ち止まる必要がなく、歩きながら認証できるウォークスルー認証を採用しており、カメラから1.5mで検知し、1秒以内でスピーディに認証します。しかも、認証精度は99.8%(ベクトルデータ認証)と高いのが特長です。

『SecureFace/D2』にはサーモモデルがあり、認証対象者の体温が平熱なのか高温なのかを判定して、電子錠との連携により、設定温度を超えると開錠しないように設定することができます。
また、ログ情報として「誰が」「何時に」「何度だったか」を残すことが可能です。

顔認証システム『SecureFace/D2』の特長

顔認証システム『SecureFace/D2』には、次のような特長があります。

①ウォークスルー認証(1.5mで検知・1秒以内で認証)
②認証精度:99.8%(ベクトルデータ認証)
③登録人数最大10,000人までデータ保存可能
③髪型、帽子(ヘルメット)、メガネなどの変化も正しく認識
④生体認証により、写真・動画などのなりすまし検出
⑤赤外線センサーにより「暗闇」での認証が可能
⑥マスクをしたままでの認証
※マスク対応モードは開発が完了し、提供準備中です。
※現時点でもマスクをずらし、鼻まで出せば認証可能です。

さらに、『SecureFace/D2』にはサーモモデルがあり、80㎝の距離で認証および体温測定が可能となっています。
『SecureFace/D2』サーモモデルには、次のような特長があります。

①認証と同時に体温測定可能(未登録者の検温も可能)。
②平熱時(青)、高温時(赤)で体温が画面表示されます。
③電子錠との連携により、設定温度を超えると開錠しないように設定することができます。
④ログ情報として「誰が」「何時に」「何度だったか」を残すことができます。

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顔認証『SecureFace/D2』のコロナ禍における活用

『SecureFace/D2』が、現在のコロナ禍において、どのように活用できるかをまとめました。

温度測定機能

繰り返しになりますが、『SecureFace/D2』には認証対象者の体温を測定できるサーモモデルがあります。サーモモデルを活用することで、体温が高温になっている人の入場を制限することが可能になります。

体温を測定するために、わざわざ専用の人員を配置したり、別のシステムを導入したりする必要がなく、ウォークスルー認証で検知でき、ありません。「誰が」「何時に」「何度だったか」というログ情報を残すことも可能です。

非接触による認証

従来のカードキーやパスワード入力、指紋などによる認証システムでは、認証のためにシステムやカードキーなどに指で触れる必要があります。カードキーなどは個人で管理するものですが、システムへは複数人が接触して認証しているため、細菌やウイルスなどが付着している可能性があります。

『SecureFace/D2』は顔認証という非接触型の認証システムなので、感染リスクを抑えることが可能です。

マスクモード搭載

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本の特に都市部では、マスクをせずに外出する人をほとんど見かけません。それだけマスクの着用が当たり前になっている今、顔を認証するために、毎回マスクの着脱を行うことは手間ですし、何よりその間の感染リスクが気になります。

『SecureFace/D2』は、マスクをしたままでの認証が可能です。
※マスク対応モードは開発が完了し、提供準備中ですが、現時点でもマスクをずらし、鼻まで出せば認証可能です。

まとめ

顔認証は、なりすましが起きにくい高セキュリティな認証方法であり、なおかつ、非接触型で感染症のリスクを減らすことが可能です。
このため、新型コロナウイルス感染が拡大している今、需要が高まり多くの企業やイベントで採用が進んでいます。

特に、アイネスで提供している『SecureFace/D2』は、カメラの前で立ち止まる必要がなく、歩きながら認証可能なウォークスルー認証が採用されており、1.5mで検知・1秒以内で認証というスピーディさです。
さらに、マスクを着用したままでも認証が可能なため、認証のためにわざわざマスクを着脱する手間がありません。

顔認証システムの導入に複雑なステップは無く、機能や予算が合えばスピーディーな導入ができます。
またサーモカメラ等を導入する場合、助成金を受けることも可能な場合があります。
例えば東京都では、中小企業を対象として感染症対策の為の備品購入や設備投資に対する助成金を交付しています。各種助成金には様々な条件もあり、全ての希望者が対象となるわけではありませんが、しっかりと対策を行いたいという事業者様はご検討してみてはいかがでしょうか。
中小企業等による感染症対策助成事業

認証対象者の体温を測定できるサーモモデルもありますので、認証システムのリプレースや新規導入をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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