ケーススタディ
2021/12/27

【大日精化工業株式会社様】Excelベースで運用していたマスターデータ登録をAerps MASTER Aceに切り替え、70%以上のリードタイム短縮を実現

【大日精化工業株式会社様】Excelベースで運用していたマスターデータ登録をAerps MASTER Aceに切り替え、70%以上のリードタイム短縮を実現

【大日精化工業株式会社プロフィール(2021年11月22日現在)】

【大日精化工業株式会社プロフィール(2021年11月22日現在)】

本社:東京都中央区
創業:1931年10月16日
資本金:100億3,900万円
主な事業:無機・有機顔料及び加工顔料、プラスチック用着色剤、繊維用着色剤、印刷インキ・コーティング剤及び関連機材、合成皮革材料などウレタン樹脂、天然物由来高分子、機能性付与材料、CCMシステムの製造及び販売

お話をうかがったお客様

お話をうかがったお客様

(左から)
情報システム本部 高橋 睦人様、福田 恵利香様、
小田 太志様

大日精化工業様は、顔料を祖業として創業され、今年で創立90周年を迎える化学メーカーです。従来から取り扱ってきた顔料、インキ、着色剤などの色材から、樹脂やコーティング剤など機能性素材の開発に注力し、色材メーカーから機能性素材メーカーへと展開を図られています。

強みは「顔料合成」「分散加工」「樹脂合成」という3つのコア技術を基幹とする「技術力」。さらに、こうした技術とお客様のニーズをつなげる「営業対応力」、ニーズに合わせて柔軟かつ効率的な生産体制を整える「生産現場力」が相まって、三位一体の経営サイクルを構築している組織体制にも、特色があります。

現在、世界の事業環境は大きく変化しつつあり、特に化学業界では脱炭素化やDXが急速に進行しています。大日精化工業様も、化学メーカーの責務として、環境対応製品の開発は従来から取り組んでおられましたが、今後はサステナブル社会の実現に向け、CO2削減や資源循環、バイオマス化、国土強靭化、有害物質削減、環境保護、フードロス問題対応など、ESG貢献製品の充実を図り、社会的課題の解決とともに新たな企業価値の創出に取り組まれています。

【課題】
Excelの申請書によるマスター登録の外注で、時間とコストがかかっていた

2018年にSAP S/4HANAを導入し、国内拠点の約75部門で利用されていた大日精化工業様。
SAPへのマスターデータ登録の流れは、各部門のユーザーがExcelによる申請書を作成し、それを外部委託の専任担当者であるマスター登録チームがチェックして、修正があれば差し戻し、正しく記載されたシートのみが登録されるものでした。

しかし、このフローでは、外部委託の工数もコストもかさみ、登録に時間がかかるためにユーザーからの不満も多かったといいます。また、誤申請や誤登録も課題となっていました。

Excelの申請書によるマスター登録の外注で、時間とコストがかかっていた

情報システム本部 高橋 睦人様

Q. Aerps MASTER Ace導入以前の課題を教えてください。

高橋様:2018年に、SAP S/4HANAを導入しました。マスターデータ登録は、 Excelで作られた専用の登録シートに各部署で項目の値を記入してもらい、それをマスター登録チームへ送信して登録してもらうというものでした。 SAPは国内に約30ヵ所ある全拠点で利用しており、マスター申請に係わるユーザーは約800名います。

マスター登録チームは、受け取ったシートをチェックして、修正があればその都度現場に連絡し、正しく記載されたシートを再びマスター登録チームに送信してもらっていたのですが、この修正作業にかかる手数が多く、ユーザーからの不満も出ていました。また、数は少ないですが、誤登録もありました。

福田様:ユーザー側から「急いで登録して欲しい」などの要望があっても対応できないため、その点でも不満が寄せられていました。マスター登録チームは、外部委託をしていて、ほぼ専任で10名体制だったのですが、対応しなければならない数が多く、登録や更新に時間がかかっていたんです。外注費もかさんでいました。

高橋様:こうしたこともあり、Excelでの運用が半年ほど経ったところで、当初から利用したいと考えていたマスター登録ツールの導入を本格的に検討し始めました。

【選定】
SAPの保守ベンダーから「Aerps MASTER Ace」を推薦されたことが決め手に

大日精化工業様はSAP導入当初から、マスター登録ツールの導入を視野に入れておりました。
選定を行うにあたり、いくつかのマスター登録ツールを比較検討をした結果、機能面やコスト面がマッチし、ユーザビリティにも優れている点が評価され、Aerps MASTER Aceをお選びいただきました。
決め手となったのは、SAPの保守ベンダーからの推薦でした。

ERPの保守ベンダーから「Aerps MASTER Ace」を推薦されたことが決め手に

情報システム本部 IT開発部 兼 IT推進部 小田 太志様

Q. 導入に際して、「Aerps MASTER Ace」以外のマスター登録ツールと比較検討されましたか?

小田様:何社かのマスター管理ツールを見ました。ただ、 ExcelをベースにRPAを組み合わせた製品であったり、ほぼ手組の製品など、機能面やコスト的に合わない点があり、ユーザビリティにも優れたAerps MASTER Aceが当社には最適と判断しました。

また、SAPの保守ベンダー様から、他社のAerps MASTER Aceの導入成功事例を聞き、推薦していただいたことが決め手となりました。当社は、この分野にあまり知見がないのですが、その保守ベンダー様とは長いお付き合いがあり、当社の特性にも理解のある企業です。そこが推薦するほどだから、マスター運用支援に強みを持つ製品として、当社においても導入成功の蓋然性が高いだろうと期待が持てたのです。

【導入に際して】
想定していた導入期間で、年度内に運用を開始できた

コスト面の課題やユーザーからの不満を解消するために、できるだけ早く運用を開始したいと考えておられたようですが、想定していた導入期間内に収まり、年度の切り替わりに間に合いました。

想定していた導入期間で、年度内に運用を開始できた

情報システム本部 IT管理部 福田 恵利香様

Q. 導入にかかった期間はどのぐらいでしたか?

小田様:導入期間は約1年で、9マスタ全て導入完了しました。大まかな導入フローは、次の通りです。

・要件定義    :1ヵ月半(~5月中旬)
・基本設計    :1ヵ月半(~8月中旬)
・詳細設計    :1ヵ月(~9月下旬)
・開発(アイネス社):2ヵ月半(12月初旬)
・結合テスト   :1ヵ月(1月中旬)
・システムテスト、稼働準備:1ヵ月半(2月下旬)
・各拠点説明会  :1ヵ月(3月下旬)

できるだけ早く導入したいと考えていましたが、想定していた期間内で運用をスタートできたので、ほっとしました。

福田様:疑問が出た時は、その都度、アイネスの担当者に尋ねて解消できたので、安心感をもって導入を進められました。導入プロジェクト時は、議事録やQ&A管理表をこまめに更新していただいたので、確認事項や要望などを可視化でき、プロジェクトを円滑に進行できました。

また、アイネスのサポートサービスに相談すると、すぐに解決策を提示してくれます。些細な修正にも誠実に対応してくれ、本当に感謝しています。

Q. Aerps MASTER Aceの導入に際して、ユーザー部門への周知などはどのようにされましたか?

小田様:マニュアルを作成の上、全社説明会を何度か開催したほか、各現場をまわってハンズオンで研修を行いました。アイネスの担当者様にも1ヵ月間常駐してもらい、質問・相談などに対応していただきました。

【導入効果】
70%以上のリードタイムの短縮を実現 マスターデータ登録を社内で完結できるように

Aerps MASTER Aceの運用を開始してから、それまで外注していたマスターデータ登録を、情報システム部門のメンバーのみで行うようになり、対応人数は半数以下になったそう。また、申請から入力完了までの時間短縮も叶い、70%以上のリードタイムの短縮を実現されました。

Q. 現在どのようにAerps MASTER Aceを活用、運用されていますか?

小田様:国内全拠点において、 各拠点のユーザーにAerps MASTER Aceでマスタ入力と申請をしてもらい、情報システム部門がSAP反映作業を行っています。導入前後でマスター申請フローそのものに大幅な変更はありませんが、マスターの登録人員は、外部委託の専任担当者から情報システム部門の担当者になり、人数は半数以下になりました。 また、導入前は一定程度あった誤申請についても、Aerps MASTER Aceでチェックを強化しているため、今はほとんどありません。

ユーザー側のマスター業務工数については、定量効果は算出しておりませんが、Aerps MASTER Aceのコピー機能や進捗確認機能などにより、大幅に削減できたと実感しています。

福田様:導入時は、「当社の独自仕様に対応してもらえるか?」「想定以上の追加開発等が必要となり、スケジュール遅延やコストの増加が発生しないか?」といった不安もありましたが、アイネスのご提案・尽力のおかげで「権限の制御を細かくしたい」などの希望が通り、スケジュールの伸びや想定外のコストも発生しませんでした。

【展望】
旧運用から未切替のものへ対応し、いずれは海外拠点へも展開したい

現在は、国内の全拠点でAerps MASTER Aceを活用されていますが、将来的には海外拠点でも活用していきたいという展望を語ってくださいました。

Q. Aerps MASTER Aceの活用について、今後の展望を教えてください。

小田様:実はまだ、国内拠点でもExcelベースでの運用が残っているマスターが存在します。あまり複雑なものではないので誤登録は起きにくく、申請するユーザー数も少ないものなので、特に大きな問題はないのですが、そちらもゆくゆくはAerps MASTER Aceでの登録に変えていきたいと考えています。

また、海外拠点については、現在、マスター登録をSAPに直接入力している状態なので、いずれはAerps MASTER Aceを活用して登録精度や作業効率を向上させたいですね。

【お話をお伺いしたお客様より】

【お話をお伺いしたお客様より】

情報システム本部 高橋 睦人様

「Aerps MASTER AceのUIは、全体的にシンプルでわかりやすく、システムがあまり得意でない方でもすぐに使えるようなものです。なかでも、進捗状況を確認できる画面は特に重宝しています。この機能を利用することで、情報共有に無駄な工数がかからなくなりました。当社の業務要件やシステム要件に合うように、優先度に応じてシステムの改修や改善を適宜行っていますが、ユーザーの評価は上々です。

SAPのマスター更新に悩みを抱えている企業の皆様は、Aerps MASTER Aceの導入を一度、ご検討してみてはいかがでしょうか」

今回、ご紹介しましたアイネスの 「SAP ERP、SAP S/4HANA マスタメンテナンスツール Aerps MASTER Ace」について詳しくはお問い合わせください。

※ 本文に掲載されている会社名・団体名および製品名は各社または団体等の商標または登録商標です。
 

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