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2016/08/15

シニア世代のスマホは隙だらけ? 家族の情報はあなたが守る!

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還暦を超えても、元気にスポーツや旅行に精を出されるシニア世代が多い日本。新しいものにチャレンジする傾向も強く、スマートフォンを操作している姿もよく見かけるようになりました。もし、ご両親などがスマートフォンをお持ちでしたらぜひ以下のチェックをして、情報が漏れないように注意して下さい。パスワードを忘れないために行われていた、ウソのような本当の話を通して、シニア世代のスマートフォンセキュリティ対策を考えます。

 

 

 

元気なシニア世代はスマートフォンも積極的に使う

 

日本の人口の4人に1人(※1)がシニア世代。健康ブームに背中を押され、シニア世代の方々は趣味にスポーツにと、元気に毎日を過ごしており、スマートフォンを活用したコミュニケーションも活発です。シニア世代向けの商品が次々と登場しており、利用環境は更に広がりを見せています。

 

※1 人口1億2,726万人中65歳以上の高齢者は3,186万人
(総務省統計局:2013年9月15日現在推計)

 

 

やはり落とし穴は「アカウント」

 

多くのシニア世代の方々も持つようになってきたスマートフォン。

最初の“落とし穴”は、アカウント問題です。スマートフォンに必須のアカウントは、従来の使い慣れた“ガラケー”にはなかった要素のため、シニア世代にとっては設定すること自体が億劫なものになってしまうことが多いようです。例えばiPhoneを契約した場合、アプリをインストールするためにAppStoreへの登録が必要となります。PCでiTunesを利用しているユーザーは、そのアカウントを使用することができますが、そうでない場合は、契約時に作成しなくてはいけません。Androidも同様に、使用するにあたりGoogleアカウントを作成する必要があります。

 

4桁数字を設定する銀行口座の暗証番号などの仕組みは登場以来何十年も経ており、生活の一部となっているため忘れることはまずないと思います。しかし、アカウントは定期的に使用するものではなく、パスワード設定も、例えば「8文字以上の半角英数字の組み合わせ」などのように、アプリ毎に決められた複雑な条件を満たす必要がありますので、シニア世代でなくても覚えておくことは大変です。

 

 

喜劇を悲劇にしないために

 

忘れないようにアカウント情報を背面にシールで貼り付けていたり、外出先で声に出してパスワードを読み上げ確認したりする方も少なくありません。アカウントやパスワードの重要性や悪用されたときの恐ろしさを理解していないことが原因ですので、銀行のパスワードと同様に、人に聞かれたり教えたりしてはいけないものであることをご家族に理解してもらいましょう。

 

SNSやクラウドストレージサービスなど、アプリケーションやサービスを使い始める時にも新しいアカウントが必要になります。覚えなければいけない数が増えれば億劫になり、簡単なアカウントとパスワードひとつですべてを済ましてしまおうと考えてしまう方がほとんどです。
マスターキーを盗まれたらすべての鍵が開けられてしまうように、これも、とても危険なことであることをご家族に説明しましょう。

 

 

貴重品をアクセサリーにしないで!

 

アカウント情報の問題と合わせて注意したいのが貴重品管理です。最近スマートフォンに付けることができるストラップタイプの印鑑が販売されています。個人情報の宝庫であるスマートフォンと印鑑がセットになっているわけですから、代理申請などで簡単にキャリア会社から個人情報を取得することができてしまいます。どんなにオシャレな印鑑ストラップであったとしても、スマートフォンとセットにして持ち歩かないよう、ご家族に注意されることをおすすめします。

 

 

あなたが守る家族のセキュリティ!

 

思い返してみてください。あなたがセキュリティに関して多少なりとも勘が働くのは、あなたが所属する企業等が実施する教育や訓練などの積み重ねによるところが大きいからではないでしょうか。
所属企業が社員に求める標準的なセキュリティリテラシーを有しているあなたと違って、そういった教育や訓練などの経験がないご家族の意識が低くても致し方ありません。
ですから、ご家族のセキュリティを守るのはあなたしかいません。

 

シニア世代は“ガラケー”の習慣をもとにデジタルデバイスを使用していることが多いので、それには無かった新しいセキュリティ対策を含め、きちんと学んでいただく必要があります。例えば、今までスマートフォンロックを使用していない方には、入力式のロック解除の方法や、指紋認証ロックなどの方法を説明しながらご一緒に設定するようにしましょう。

 

アドレス帳や写真などの大事な情報はバックアップして、あなたも一緒に管理してもよいでしょう。親と同居しておらず、直接会って設定などができなければ、最寄りのキャリア販売店に行ってから、設定を依頼するよう念押しすることをおすすめします。

 

初めてスマートフォンを持つ場合は、特に最初の設定が重要ですから、初めに約束事を決めて、しっかり理解していただくようにしましょう。それが普通だと思っていただけるので、最低限のセキュリティ対策ができます。
以後も可能な限り連絡をとり、使い方の確認やパスワードについて話しあうなどコミュニケーションを取っていただければと思います。

 

このように、家族のセキュリティは「あなたを中心に協力して守っていく!」という意識を家族全体で持つようにすれば、楽しいスマートフォンライフが送れるのではないでしょうか。

 

 

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