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アイネスのクラウドサービスの特長は?サービスの導入担当者に聞きました!

アイネスのクラウドサービスの特長は?サービスの導入担当者に聞きました!

左から、ITソリューション本部 運用サービス第一部 課長 濱 優大、ITソリューション本部 営業部 小川 悠太

 

総務省の「令和元年版 情報通信白書」によれば、クラウドサービスを利用している企業の割合は年々上昇しており、58.7%が一部でも利用していると回答しています。またその効果についても、「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」と回答した企業の割合が83.2%となっており、クラウドサービスの普及はさらに進んでいくと考えて良いでしょう。

 

それだけ多くの企業が導入しているクラウドサービスですが、サービスを提供するベンダーは多く、サービスの種類も豊富なため、自社に合ったサービスの選定業務が企業のシステム担当者に課せられたテーマの一つになっています。

 

今回は、アイネスで提供しているクラウドサービス「クラウドコンピューティング」「クラウドインテグレーション」について、サービスの特長と導入によってかなえられるソリューションについて、サービスの導入担当者に話を聞きました。

 

アイネスのクラウドサービスの概要と特長

Q. アイネスが提供している「クラウドコンピューティング」「クラウドインテグレーション」それぞれについて、サービスの概要と特長を教えてください。

濱:まず、「クラウドコンピューティング」は、アイネスが提供する基盤提供サービスの総称で「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」「ハイブリットクラウド」「お届けクラウド」の4つに分類されます。

「パブリッククラウド」は、クラウドコンピューティングサービスを活用してお客様業務を遂行するために必要な①データセンター機能、 ②マネージドサービス機能、③アウトソーシングサービス機能、④アプリケーションサービス機能、⑤ネットワーク設備管理機能の5つの機能をシームレスに統合した、総合アウトソーシングサービスを、アイネスのクラウドリソース(サーバーやストレージなど)にて提供するものです。クラウドリソースは、ほかのお客様との共用になります。

「プライベートクラウド」は、上記のサービスをお客様専用のクラウドリソースで提供するものです。お客様のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

「ハイブリットクラウド」は、一般的に、オンプレミスとクラウド、もしくは、パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせてクラウドサービスを利用する形態を指しますが、アイネスで提供するハイブリットクラウドは、サーバー基盤はお客様専用環境、ネットワークはパブリッククラウドをご利用いただきます。システム基盤がある程度どこにあるかを把握でき、コストは抑えることができます。

「お届けクラウド」は、お客様がご利用中のデータセンターなどご指定の場所に、基板環境をパッケージ化したものを設置するサービスです。システムの基盤がどこにあるかを明確にしつつ、保守メンテナンス等はアイネスで行い、お客様にはご利用いただくだけという環境をご用意するもので、アイネスならではの特徴的なサービスです。使用するネットワークは、専用線と公共線からお客様にお選びいただけます。

小川:「クラウドインテグレーション」は、AWSやAzureといったパブリッククラウドサービスを導入するお客様向けに、維持管理を主としたサービスを提供するものです。どれだけ立派なクラウド基盤でも、システム監視や運用を実施していなければ、最悪の場合、システム停止等につながります。システムが停止することで情報を活用できなければ、さまざまなビジネスチャンスを失うことにもつながります。これを避けるためにも、クラウドインテグレーションは必要不可欠なサービスだといえます。

また、お客様自身で24時間365日の監視を行うのは大きな負担になります。

アイネスは、オンプレミス環境からクラウド環境まで、長年にわたる運用サービスの提供実績があり、ノウハウを蓄積しています。これらの強みを活かした運用監視サービスを提供できます。

【ソリューション】アイネスのクラウドサービスで解決できる課題とは?

Q. アイネスの「クラウドコンピューティング」「クラウドインテグレーション」の導入によって解決できる課題はどのようなものですか?

小川:近年、クラウドサービスは、コスト削減や業務効率化、災害などに備えた事業継続性の確保など、さまざまな観点から導入が増加していますが、営業担当として実感するのは、「資産を持ちたくない」と考えるお客様が増えているということです。

システム基盤を資産として所有すると、日々の保守・メンテナンスや数年ごとのリプレイスが必要になり、知識を持つ人員の確保といった人的コストや周期的な高額の金銭的コストがかかってきます。特に、複数のクラウドサービスを併用するマルチクラウド環境のお客様の場合、それぞれの監視システムを揃えなければならないなど負担は大きなものになります。

アイネスのクラウドコンピューティングをご利用いただくことで、こういったメンテナンスや買い替え、経年によるシステムの古さなどを気にせずに「システムをただ使うだけ」の状態が得られます。

濱:新規事業としてWebサービスを提供したいと企画するお客様には、クラウドサービスの利用により、スモールスタートで事業を立ち上げ、様子を見ながらシステムを拡大したり縮小したりとフレキシブルに対応させていただくことで、お客様側のシステム基盤にかけるコストを最小限に抑えられます。

また、情報漏えい、セキュリティに対する不安・サポート体制に対する不安・システムの安定運用に対する不安も解消できます。たとえば、お届けクラウドでは、「セキュリティシステムの観点から、システム基盤を社外に出すことが難しいが、システムを拡張したい」「データセンターを拡張したいが、データセンターが複数に増えるのは面倒」といったご要望に対し、お客様の既存の基盤環境に設置させていただくことで解決し、設置後は、当社で監視業務を行ってお客様には「使うだけ」の環境を提供いたします。

クラウドインテグレーションに関しては、シェアが世界的に大きいとはいえAWSやAzureは技術的には玄人向けというのか、難易度の高い部分があります。そこで、当社のノウハウで導入サポートを行い、そのまま運用後の保守・メンテナンスや監視サービスまで一貫して提供することで、まず、お客様(企業のシステム担当者)が抱える不安・疑問点を解消し、その後の運用フェーズでの業務負担を減らすことにより、たとえば、セキュリティ対策など、本業のシステム企画業務に集中していただけるのです。

【導入フロー】アイネスのクラウドサービスの導入の流れ

Q. 「クラウドコンピューティング」「クラウドインテグレーション」の導入の際の流れについて教えてください。

小川:まず、必要な規模などをヒアリングし、お客様にも入っていただきながら要件定義を行います。それをもとに、当社で設計を行い、お客様に確認していただきます。OKとなれば、当社で基盤の準備・構築、テストを行い、引き渡しとなります。ご希望があれば、お客様にもテストしていただくことも可能です。

アイネスのクラウドサービスの強み

Q. 最後に、改めてアイネスのクラウドサービスの強みを紹介してください。

濱:アイネスは、1964年創業時より情報サービスのプロフェッショナルとして、ホスティングサービス、マネージドサービスといった専門性の高いシステム運用を24時間365日の体制で実施してきました。これまでの運用ノウハウを活用し、お客様の導入から設計、構築、運用/監視を行える専属のエンジニアが安心・安全なサービスを提供できることがアイネスの強みだと考えます。

クラウドサービスの新規導入をご検討の企業様はもちろん、運用改善をご検討も企業様もぜひお問い合わせください。

 

 

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