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Difyで自治体のアナログ審査業務を自動化!ノーコード開発の手順

Difyで自治体のアナログ審査業務を自動化!ノーコード開発の手順

自治体の審査業務は、膨大な条例やマニュアルとの照合が必要なため、アナログな手作業が多く残り、業務の属人化や長時間労働の原因となっています。
このような課題に対し、ノーコードでAIアプリを開発できるプラットフォーム「Dify」が有効な解決策となり得ます。
この記事では、Difyを活用して自治体のアナログな審査業務を自動化・効率化するための具体的な手順やセキュリティ対策について解説します。

1.そもそもDifyとは?アナログ作業を減らす「AIアプリ開発ツール」の概要

Difyは、アメリカの企業LangGenius社が開発・提供する、ノーコード/ローコードで生成AIアプリやAIエージェントを開発できるオープンソースのプラットフォームです。
専門知識がなくても、画面上の直感的な操作だけで「自分たちの代わりに作業をしてくれるAI」を現場主導で組み立てられます。
従来のシステム導入のような高額な外注開発は不要で、現場の担当者自身が業務に合わせたAIアプリを作成可能。特に、膨大な資料と照らし合わせる「審査・確認作業」の効率化で圧倒的なパワーを発揮します。

活用イメージ Difyがもたらす業務改善

  • 分厚いマニュアルの検索を不要に: 質問を入れるだけでAIが該当する記載箇所を即座に抽出
  • 担当者による判断のばらつきを防止: 統一された審査基準をAIに読み込ませて審査品質を均一化
  • ルーティン作業からの解放: 形式的なチェックをAIに任せ、職員は高度な判断業務に集中

Difyはまさに、「手作業と目視に頼っていたアナログな業務から、職員を解放するためのツール」と言えます。

比較表 Difyの特徴と他ツール・従来手法との対比
比較項目 Dify
(ノーコードAI開発)
汎用生成AI
(ChatGPTなど)
従来の
スクラッチ開発
(IT業者へ外注)
自庁データ連携
(条例・マニュアル)

非常にかんたん
ファイルを登録するだけで即座に学習・検索可能

対応不可
一般知識のみで自庁の独自ルールに対応できない

高コスト
専用のDBやシステムをゼロから構築する必要あり
開発コスト・期間

圧倒的に迅速
オープンソースで基本無料 / 数時間〜数日で完成

即時利用可能
月額定額で即日利用できるが独自開発は不可

長期・高額
数千万円単位の予算と半年〜1年の開発期間が必要
専門知識の要不要

不要(内製可能)
画面操作だけで現場の担当職員が作成・調整可能

不要
一般的なチャット操作ができれば誰でも使用可能

必須(ベンダー依存)
プログラミングやシステム保守の高度な技術が必要
自治体審査業務への適性

最適
根拠となる条文・ページを示しながら正確に回答

不向き
誤情報(ハルシネーション)の発生リスクがある

可能だが高難度
高精度だが制度改定時の仕様変更が非常に難解

このように、汎用AIや従来の外注開発と比較しても、Difyは「現場主導で安全かつ迅速にDXを進めたい」と考える自治体にとって、非常に現実的で強力な選択肢となります。

では、なぜDifyが自治体のアナログな審査業務の課題を根本から解決できるのでしょうか。その具体的な理由を詳しく見ていきましょう。

2.自治体のアナログな審査業務にDifyが解決策となる理由

自治体における補助金の申請審査や許認可業務では、職員が申請書類と分厚いマニュアルや条例を目視で一つひとつ確認する作業が一般的です。
このアナログな手法は、膨大な時間と手間を要するだけでなく、担当者の知識や経験によって判断がばらつくリスクも抱えています。
Difyは、こうした課題を解決する強力なツールです。

条例や過去の議事録、審査マニュアルといった大量の文書データをAIに学習させるRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用することで、質問に対して関連文書の根拠を示しながら回答を生成するAIアプリを構築できます。
これにより、従来は人の目に頼っていた照合作業をAIが代行し、審査業務の大幅な効率化と標準化を実現します。

3.ノーコードAIアプリ開発ツール「Dify」の基本的な仕組み

Difyは、プログラミングの知識がなくてもAIアプリケーションを開発できる、オープンソースのプラットフォームです。
直感的なインターフェース上で、チャットボットやテキスト生成ツール、ワークフローといった多様なAIアプリをノーコード・ローコードで構築できます。
その中核となるのが、独自の知識ベースをAIに与えるRAG機能です。

自治体が持つ条例や業務マニュアル、過去の事例集などをPDFやWord形式で登録するだけで、それらの情報を基に回答する業務特化型のAIを容易に作成できます。
これにより、汎用的なAIでは対応できない、専門的でクローズドな情報に基づいた正確な業務支援が可能になります。

しかし、オープンソースのDifyをそのまま自治体の業務に導入するには、いくつかの壁が存在します。機密情報を扱うための高度なセキュリティ対策や、部署ごとの厳密な権限管理、さらには自力での運用定着など、専門知識を要する作業が伴うためです。
こうした課題を解決し、自治体が安心・安全にDifyを活用できるようにしたのが「つなぎAI」です。

4.【PR】Difyの導入から運用まで!アイネスが伴走支援する「つなぎAI」

【PR】Difyの導入から運用まで!アイネスが伴走支援する「つなぎAI」

「つなぎAI」は、Difyを基盤として、日本の自治体や企業のニーズに合わせて開発されたSaaS型のAIエージェント基盤サービスです。
オープンソースのDifyが持つ強力な開発機能に加え、アプリ単位での厳密なロール権限設定や利用状況を可視化するダッシュボードなど、組織での運用に不可欠な独自機能を搭載しています。

株式会社アイネスは、この「つなぎAI」の導入を強力にバックアップします。
充実した日本語対応のヘルプデスクや、最短で成果が見える20時間の伴走支援パッケージなどを通じて、AIの導入計画から開発、定着までをワンストップでサポートします。
これにより、担当者は安心してAI活用の第一歩を踏み出せます。

5.Dify導入で自治体の審査業務はこう変わる!3つの改善ポイント

Difyを導入することで、従来のアナログな審査業務は大きく変化します。
AIの活用は単なる時間短縮にとどまらず、業務品質の向上や職員の働き方改革にも貢献します。
ここでは、Difyがもたらす3つの具体的な改善ポイントを解説します。

膨大な資料の確認作業をAIが代行し時間短縮

補助金申請や許認可業務では、申請内容が数十から数百ページに及ぶ条例や要綱のどの条項に適合するかを正確に確認する必要があります。
従来、この作業は職員が手作業で行っており、多大な時間を要していました。
Difyで開発した審査支援AIは、これらの関連資料をすべて学習しています。

職員が申請内容に関する質問を入力すると、AIが瞬時に該当箇所を特定し、根拠となる条文と共に回答を提示します。
これにより、資料を探し、読み解く時間が劇的に短縮され、審査全体のスピードアップが実現します。

属人化しがちな審査基準を標準化して品質向上

審査業務の判断基準は複雑で、経験豊富なベテラン職員の知識に依存するケースが多く、業務の属人化を招きがちです。
その結果、担当者によって判断にばらつきが生じ、審査の公平性や品質が課題となることもあります。
Difyに審査マニュアルや過去の判断事例を学習させることで、組織としての統一された審査基準を持つAIを構築可能です。

これにより、経験の浅い職員でもベテランと同様の質の高い判断支援を受けられるようになり、業務の標準化と審査品質の均一化が図れます。

職員が付加価値の高いコア業務へ集中できる環境を構築

申請書類の形式チェックや定型的な問い合わせ対応といった反復的な作業は、AIの得意分野です。
Difyを用いてこれらのルーティンワークを自動化することで、職員は単純作業から解放されます。
その結果、創出された時間をより高度な判断が求められる複雑な案件の審査や、住民への丁寧な説明、新たな行政サービスや制度改善の企画といった、人でなければできない付加価値の高いコア業務に集中させることができます。

これは、職員のモチベーション向上と組織全体の生産性向上につながります。

6.【実践】Difyでアナログ審査業務を自動化するアプリを開発する4ステップ

Difyを使えば、現場の職員が主体となって業務改善を進める「AI市民開発」が可能です。
ここでは、アナログな審査業務を自動化するAIアプリを、プログラミング経験のない職員が開発するための具体的な4つのステップを紹介します。

Step 1
課題の整理と自動化する業務範囲の明確化
 

最初に、現状の審査業務プロセスを可視化し、どの部分に最も時間がかかっているか、どのようなミスが発生しやすいかといった課題を洗い出します。
すべての業務を一度に自動化しようとせず、まずは効果が出やすく、かつ範囲を限定できる部分にターゲットを絞ることが成功の鍵です。

例えば、「申請書類の必須項目チェック」や「特定の補助金に関する問い合わせ対応」など、自動化する業務範囲を具体的に定義することから始めます。

Step 2
AIに学習させる関連資料(条例・マニュアル)の準備と登録
 

次に、Step 1で定めた業務範囲に関連する資料を収集します。
審査の根拠となる条例や施行規則、具体的な手順を記した業務マニュアル、過去のQ&A集などが対象です。
これらの資料は、PDF、Word、Excel、テキストファイルなど多様な形式に対応しています。

収集した電子ファイルをDifyの「ナレッジ」機能にドラッグ&ドロップで登録するだけで、AIが参照するための知識データベースが構築されます。
情報の整理と質の高い資料の準備が、AIの回答精度を左右する重要な工程です。

Step 3
Difyのワークフロー機能で具体的な審査プロセスを構築
 

Difyの真価が発揮されるのが、このワークフロー構築です。
画面上に表示されるブロックを線でつなぎ合わせる直感的な操作で、審査のプロセスを設計します。
例えば、「ユーザーからの質問を受け付ける」→「Step 2で登録したナレッジ内を検索する」→「検索結果を基にLLM(大規模言語モデル)が回答案を生成する」→「定型の注意喚起メッセージを添えて回答を出力する」といった一連の流れを視覚的に組み立てることが可能です。

これにより、複雑な業務ロジックもノーコードで実装できます。

Step 4
テスト運用と職員からのフィードバックによる精度改善
 

開発したAIアプリは、まず少人数の業務担当者でテスト運用を行います。
実際に使ってもらい、「期待通りの回答が返ってくるか」「どの部分の情報が不足しているか」「もっと使いやすくならないか」といった実践的なフィードバックを収集します。
寄せられた意見を基に、プロンプトを調整したり、ナレッジに追加の資料を登録したりすることで、アプリの精度を継続的に高めていきます。

この改善サイクルを繰り返すことが、現場で本当に役立つツールを育てる上で不可欠です。

7.自治体がDifyを導入する際に押さえるべきセキュリティ対策

自治体がAIを業務利用する上で、セキュリティの確保は最も重要な課題の一つです。
特に、個人情報や機密情報を取り扱う審査業務では、万全の対策が求められます。
ここでは、Difyを安全に導入・運用するために押さえるべきポイントを解説します。

LGWAN環境でDifyを安全に利用する方法

自治体の業務システムは、セキュリティを確保するため、一般のインターネット網から分離された閉域網であるLGWAN上で運用されることが基本です。
オープンソースであるDifyは、庁内のサーバーやLGWANに接続されたクラウド環境上に独自に構築することが可能です。
これにより、外部のネットワークを経由することなく、閉域網内で安全にAIアプリケーションを運用できます。

機密情報や個人情報を外部のクラウドサービスに送信する必要がないため、情報漏えいのリスクを根本から遮断した形で利用を開始できます。

個人情報や機密情報を守るためのアクセス権限設定の重要性

庁内でDifyの利用が拡大するにつれて、適切なアクセス管理が重要になります。
Difyやそれをベースとした「つなぎAI」のような商用サービスには、ユーザーの役割や所属部署に応じて利用できる機能やデータへのアクセスを制御する権限設定機能が備わっています。
例えば、福祉課の職員は生活保護関連のナレッジにのみアクセスでき、建設課の職員は建築基準法関連のアプリしか利用できない、といった細かい制御が可能です。

こうした権限設定を適切に行うことで、内部からの意図しない情報漏えいを防ぎ、堅牢な内部統制を実現します。

8.「つなぎAI」による審査業務・関連業務の効率化事例

ここまで審査業務の自動化について解説してきましたが、Difyをベースとした「つなぎAI」の活用範囲は、特定の審査だけにとどまりません。
審査業務で活用される「膨大な資料との照合」や「規定に基づくチェック」の技術は、庁内のあらゆる定型業務に応用できます。
ここでは、実際の導入で大きな成果を上げている2つの事例を紹介します。

導入事例 80%削減

【事例1】出張申請における「規定チェック・承認審査」を自動化し、所要時間を80%削減

ある組織では、職員の出張申請から経費精算までの一連の手続きに多くの時間と手間がかかっていました。
そこで「つなぎAI」を活用し、申請時の規定チェックから管理者の承認審査までを支援するAIエージェントを開発しました。
職員がチャットで指示するだけで、AIが社内の規定集を参照して最適な交通手段や規定内のホテルを案内し、申請書を作成します。

出張後は、管理者に代わってAIが審査を実施することで、従来1件あたり15分かかっていた処理を2分に短縮し、80%の工数削減を実現しました。
事務系職員からも「事前審査が本当に大変なのでやってくれるようになると助かる」と高く評価されています。

導入事例 60%削減

【事例2】審査業務の照合技術を応用!議会答弁案の作成時間を60%削減

過去の議事録や膨大な関連資料を調査して作成する議会答弁案も、AIの「照合・抽出技術」が活きる分野です。
過去3年分の議会議事録や市の基本方針、各種計画などをナレッジとして登録し、議員からの質問事項を入力するだけで、AIが根拠となる情報を抽出して答弁案を生成します。

これにより、一から文書を作成する負担が軽減され、作成時間は従来の2/5となり、60%の効率化を達成しました。

9.自治体業務のDXを加速させる「つなぎAI」が選ばれる理由

オープンソースのDifyは高機能ですが、自力での導入や運用には専門知識が求められます。
そこで、手厚いサポートと自治体向けの機能を備えた「つなぎAI」が選ばれています。
ここでは、その3つの理由を解説します。

日本語対応のヘルプデスクとコミュニティによる手厚いサポート

オープンソースソフトウェアの利用では、問題が発生した際に自己解決が基本となりますが、「つなぎAI」では専門スタッフによる日本語のヘルプデスクを提供しています。
操作方法の疑問点から技術的なトラブルまで、気軽に相談できるため、AI活用の専門部署がない自治体でも安心して導入できます。
さらに、導入企業や自治体の担当者が集うユーザーコミュニティも用意されており、他団体の活用事例やアプリ開発のノウハウを共有し、学び合うことが可能です。

ノーコードでの簡単な操作性と直感的なUI

「つなぎAI」は、ITの専門家ではない現場の職員でも抵抗なく使えるよう、シンプルで分かりやすい画面デザイン(UI)を追求しています。
AIに学習させたい資料の登録はファイルをドラッグ&ドロップするだけ、業務プロセスの構築もブロックを並べるような直感的な操作で完了します。
誰でも簡単に扱えるため、職員が主体的に業務改善を進める「AI市民開発」の文化を庁内に根付かせ、持続的なDXを推進します。

NTTデータグループ準拠の万全なセキュリティ体制

「つなぎAI」は、AWS(アマゾンウェブサービス)の東京リージョンを基盤としており、自治体のデータはすべて国内で安全に管理されます。
さらに、NTTデータグループが定める厳格なセキュリティポリシーに準拠し、WAF(Web Application Firewall)による不正アクセス対策や24時間365日のシステム監視を実施しています。
アクセス権限の細かい設定も可能なため、自治体が求める高いセキュリティ要件を満たし、個人情報や機密情報を安心して取り扱うことができます。

10.Difyによる自治体の審査業務効率化に関するよくある質問

Difyの導入を検討する自治体の担当者から寄せられる、代表的な質問とその回答をまとめました。

Q1. Difyを使って具体的にどのような審査業務を自動化できますか?

補助金や助成金の申請内容チェック、許認可業務における提出書類の要件確認、各種届出の形式審査などが自動化できます。
AIが関連条例やマニュアルを基に一次的な判断を支援することで、職員の確認作業を大幅に削減し、審査の迅速化と標準化が可能です。

Q2. プログラミング経験のない自治体職員でもDifyアプリの開発は可能ですか?

はい、可能です。
Difyはプログラミング不要のノーコード・ローコード開発ツールです。
画面上の操作で、AIに読み込ませる資料の登録や、チャットボットの応答フロー構築ができます。

専門知識がなくても、業務を理解している職員自身がAIアプリを内製化できるのが特長です。

Q3. 自治体のLGWAN環境や既存システムとDifyを連携させることはできますか?

はい、連携は可能です。
LGWAN-ASPサービスを利用してLGWAN環境内にDifyを構築する方法があります。
また、API連携機能を使えば、既存の電子申請システムやRPAツールなどと接続することもできます。

ただし、具体的な連携には専門的な設定が必要になる場合があります。

11.まとめ:Difyの内製化でアナログな審査業務からの脱却を目指そう

Difyは、自治体が抱えるアナログな審査業務の非効率性を解消し、業務の標準化と迅速化を実現するための強力なツールです。
プログラミングの知識がなくても、現場の職員が自らの手で業務に特化したAIアプリを開発できるため、持続的な業務改善が可能になります。
セキュリティに関しても、LGWAN環境への構築や厳格な権限管理によって、自治体の要件を満たした安全な運用が実現できます。

さらに、「つなぎAI」のような商用サービスを活用し、アイネスの伴走支援を受けながらスムーズに導入を進めることが成功の近道です。
Difyの内製化を推進し、アナログな審査業務からの脱却を目指してみてはいかがでしょうか。

株式会社アイネスでは、導入前に「つなぎAI」の価値を感じていただけるよう、1ヵ月無料のトライアルをご案内しています。
審査業務の自動化やチャットボット構築など、まずは実際の画面で使い勝手をお試しください。

※本稿に記載されている会社名、製品名、サービス名は、一般に各社の商標または登録商標です。

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