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2021/12/01

小売業のデータ分析~そのポイントと求められる要素~

小売業のデータ分析~そのポイントと求められる要素~

事業の運営にデータを利活用することは、以前から製造業界や金融業界を中心に行われてきました。近年、IoTの進歩によりデータを生成・収集しやすくなったことや、膨大で種類もさまざまなビッグデータを分析できるBIツールなどが発達したことで、業界を問わず、データの利活用がより身近なものになりました。

特に小売業は、商品の仕入れや在庫情報、販売情報、来店者情報など、生成されるデータが多い業界の一つです。こうしたデータの活用が、売上向上やコスト削減につながります。

本コラムでは、小売業におけるデータ分析の重要性や、分析において求められる要素などについて解説いたします。

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小売業におけるデータ分析で求められる要素

小売業におけるデータ分析では、「効率性」「使用性」「機能性」の3点が重要です。

効率性

データ分析における効率性とは、分析にかかる時間の速さを指します。
従来、データ分析にはリレーショナルデータベース(RDB)が利用されてきたため、バッチ処理が必要でした。バッチ処理は多くの場合、夜間にまとめて行われるため、データの鮮度は落ち、分析結果が現状と乖離したものとなってしまいます。
オンライン処理でタイムラグなくデータ処理を行ったり、サマリーデータの生成を割愛できたりする分析ツールの利用で、分析にかかる時間を短縮し、効率性を実現できます。

使用性

使用性とは、ユーザビリティのことです。
データ分析における使用性には、データが示す兆候を一目で把握できるダッシュボード機能が該当します。

視認性の高いデザイン、必要な情報のみにそぎ落とした情報設計で、達成状況などを瞬時に把握できるようなダッシュボード機能が必要です。
また、本部と店舗では、求める情報は異なります。それぞれに特化したダッシュボードが用意されていると、なお良いでしょう。

機能性

データ分析における機能性とは、たとえば、経営層や本部だけでなく、各店舗でも活用しやすいことが挙げられます。
特に、分析ツールを初めて導入する場合は、どのデータを使ってどのように分析すれば良いのか迷ってしまうことは珍しくありません。

そこでたとえば、よく利用される検索項目や分析の条件などがあらかじめセットされた分析ツールを活用することで、導入後すぐにデータ分析を実践でき、多忙な現場にもデータの利活用が定着しやすい環境が整います。

小売業におけるデータ分析では、これらを実現する分析ツールを選定・導入し、活用する必要があるでしょう。

アイネスが提供する「REAL MD BI」とは

「REAL MD BI」とは、アイネスが小売業様向けに提供する、基幹システムパッケージ「REAL MD」シリーズのデータ分析システムです。

オンメモリDBをコア技術に、「経営ダッシュボード機能」と「マトリクス分析」の2つの分析メニューで企業のデータ分析をサポートいたします。

「REAL MD BI」の特長を次章で詳しくご紹介します。

【サービスページ】小売業向け超高速データ分析システム「REAL MD BI」

REAL MD BIの特長

REAL MD BIの特長は、大きく「超高速処理による分析効率UP」「経営ダッシュボード機能で容易に状況把握が可能」「アイネスのノウハウが詰まったカタログ機能を利用可能」の3点です。

超高速処理による分析効率UP

「REAL MD BI」では、従来のリレーショナルデータベース(RDB)ではなく、生データを直接活用できるオンメモリDBを採用しています。このため、サマリーデータ化が不要になり、膨大なデータでも超高速処理が可能です。

小売業界では、毎日大量のレシートデータが発生します。そのため、ストレージからデータを読み込むだけでも業務に支障が出るほどの時間がかかってしまいます。
オンメモリDB採用の「REAL MD BI」なら、連携されたデータをすべてメモリ上に展開して分析を行うので、連携された時点のリアルタイムなデータを、わずかな処理時間で分析することが可能です。

たとえば、導入済みのお客様の実績数値では、売上金額、売上点数、約1,000万件のレコードを約2秒で処理しました。

経営ダッシュボード機能で容易に状況把握が可能

経営ダッシュボードとは、日々追うべき業績指標を可視化した機能です。
見やすさにこだわったデザインで、全国・各店舗のリアルタイムの業績データを一目で確認・把握することができます。そのため、問題の兆候を即座に発見・対応でき、スピード感をもって経営判断を下すことが可能になります。

本部ダッシュボードでは、全店舗集計と一覧化された各店舗の業績数値を確認することができます。画面上部から店舗や部門、期間の指定が行うことができ、指定の店舗部分をクリックすれば、直接店舗ダッシュボードに移動することも可能です。

店舗ダッシュボードでは、業績数値だけでなく各店舗の商品売上ランキングや時間帯別売上など、より詳細な売上情報を見ることができます。本部ダッシュボードと同じように部門や期間の指定が可能です。

アイネスのノウハウが詰まったカタログ機能を利用可能

経営判断を行うのは経営者ですが、各店舗でも分析システムを店舗運営に活用してもらえるのが理想的です。ただ、店舗側では分析システムをどのように活用すれば良いかわからず、せっかく本部でシステムを導入してもうまく活用されないケースがほとんどです。

「REAL MD BI」では、アイネスが過去に導入実績のある小売業のお客様でよくご利用されている検索内容、条件などを分析し、約80個のカタログとして標準でご提供しております。このカタログ機能は、分析条件を保存しておいて、いつでも呼び出せるようになっているものです。

アイネスからご提供するカタログだけでなく、お客様側でよく使う分析条件がある場合、カタログを保存することで迅速に分析を行えます。

まとめ

小売業では日々、店舗で仕入れ情報・在庫情報、売上情報、POSレジから得られるデータやポイントカード利用から得られる情報など、さまざまなデータが生成されています。これらを活用してマーケティングや店舗づくり、接客などを改善することで、売上向上やコスト削減を実現できるでしょう。
まだデータ分析を導入していない小売業の企業様には、一刻も早く取り組みをスタートすることをおすすめします。

分析においては、「効率性」「使用性」「機能性」の3つの特性を重視したツール選びが大切です。「REAL MD BI」は、これらすべてを満たしており、経営層や本部、各店舗の双方にとって使いやすく役立つ分析が可能です。

「REAL MD BI」について詳しくは、下記よりお問い合わせください。

【サービスページ】小売業向け超高速データ分析システムREAL MD BI」

【関連サービス】小売業向け第三世代型基幹MDシステム「REAL MD Series」

※ 本文に掲載されている会社名・団体名および製品名は各社または団体等の商標または登録商標です。

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